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2024/05/04 11:06 |
大荷物の行方 その参 ~おばちゃん達に狙われる~
いくら日本人とはいえ、ギリギリの生活費の中から捻出して買った
家財道具を少しでも売って帰ろうとかんばっていた私。
でもやっぱり売るほどのものでもないなぁ、というものや
着なくなったヨレヨレの服、使いさしの食料など
捨てるもの、置いていくものも結構出ました。

このコンドミニアムは、出て行く際に全て空っぽにしなくてもよくて、
ゴミは部屋にまとめて置いておいてくださいとのことでした。
掃除は次の入居者が来るまでにプロがしてくれるので適当で良く、
いるものだけ持って出たらいいということ。
私達の不用品は格好の餌食に!!

私達はちょっとした有名人だったので、
「あの日本人が国に帰るらしい」と噂になっていました。
そこで、掃除のおばちゃん達が
「いらないものをくれーー!と旦那を見かけるたびに声をかけていたそうです。

旦那も「あぁ、あげるよ」と愛想良く応え続けていたものなので、
おばちゃん達は「いつでていくのか、何をもらえるのか」と
私達の行動をいちいち見ているようでした。

私達がゴミを出すたびにそれを漁られていたことに気づきました!
旦那が間違えて捨ててしまった新品のネクタイを作業服に巻いて
やたら喜んでる守衛のおっさん、
今ゴミ捨て場から取ってきたうちのガラクタをうれしそうに眺めてる掃除のおばちゃん、
ゴミを捨てるたびにこの光景を目にしていました

いらなくなった服をどこかに寄付しようかなと紙袋に入れて
「これどこかに寄付したいんだけど、どこか知りませんか?」と
事務所の人に聞くと、「ここに置いとけば欲しい人が持っていくよ」と
言うので事務所に置きました。

どうやらその服が掃除のおばちゃん達にまで行き渡らなかったらしく、
「おばちゃん達にくれるはずだった服はどこ?」と言い寄られたり、
「いつ引っ越すの??何日の何時?」
「鍵を大家さんに返す前に私達にちょうだい」とか。

ある日は後ろをつけられたことも。
「何か用ですか?」と聞くと
「いらないものが出たなら今もらえないか?」と言われたり。

最後の最後、部屋を引き払った時、おばちゃん達がものすごい目をして
ざわついていたのは言うまでもありません。
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2007/07/19 16:44 | Comments(0) | TrackBack() | 帰国前のこと
大荷物の行方 その弐 ~家出少女と不用品~
売りたいものリストをミニマートのお姉さんに渡して数日後、
買いたい人がたくさん現れました。
やっぱりここでも値切られたけど、もともと安く設定していたので
そこまでめちゃくちゃに値切られませんでした。
もう帰国日も迫っていたし、「捨てるくらいなら」の気持ちで大放出

タイのIKEA的存在であるインテリアショップのIndexで買ったものは
Lotusやカルフールで売ってるものとは違い、上質なものが多かったのに
庶民には高すぎるとブーイング
「デザインも質もいいよー」って言うと
「そんなのどうでもいい、安いものしかいらない」と言われました。
トホホ

買い取り主で印象的だったのが、
17歳の家出少女。
「彼女の職業は何?」
と聞くと
「Pretty」と言う返事が。

Printingと聞こえたので「へー、印刷業ね」と言うと
違う違う!イベント会場にいるセクシーガールよ」と(笑)

高校をドロップアウトし、田舎からバンコクに出てきてこのマンションの一室に住み、
イベントコンパニオンや見本市などのマスコットガールみたいなのを
して荒稼ぎをしているらしい。
彼女の部屋はうちと同様に家具無しの部屋なのですが、
家賃を聞くと、結構高かったのです。
その家賃ならこの界隈だと家具付きの安アパートがあるのに何故ここに。。

しかも、お金がまだ貯まっていないから部屋にはまだひとつも家具がなくて、
ベッドも無く、タイルの床に寝袋を敷いて寝ているらしいのです。

捨てる予定だった旦那が壊してしまったボロボロの棚や
服、人にあげるほどでもないなぁ、と思った食器類も彼女にあげました。
かなり喜んでいたので、あげた甲斐があったなぁと思いました。

こんなやり取りをしている中、我が家の不用品を狙っている人が
他にもいたのです・・・

2007/07/19 16:43 | Comments(0) | TrackBack() | 帰国前のこと
大荷物の行方 その壱
私達の住んでいたマンションは「コンドミニアム」という名は付いても
家具、家電一切無しの殺風景な庶民向けのもので、
住み始めるにあたっていろいろ買いました。

なのに一年で帰国することになり、「あぁ、もったいない」と嘆いてる暇もなく、
せっかく買ったものをちょっとでも売って身軽になって帰りたいというのは当たり前の意見。

オーストラリアにいた頃は日本料理屋や、留学エージェントの掲示板に
「売ります・買います」が山ほどあって中古の生活必需品の売買にはあんまり
苦労することはありませんでした。

でもタイにも日本人は多いといってもオーストラリアほど留学生や人の出入りが
多くなく、そういうものはあまり見かけませんでした。
フリーペーパーや一部のサイトにはあったみたいですが。
バンコク中心部から離れた所に住んでいたから「取りに来てください」と
公開しても来てもらうのも大変だし、そこまでいいものも持っていなかったから
フリーペーパーに載せるのもなぁという感じ。

一番いいのはこのマンション内の人に売ったり、エアコンや給湯器のような
取り付けてしまった家電は大家さんに買い取ってもらうのが一番いい。

しかーし、ケチケチタイ人。
そんな簡単に高価で買い取ってくれません。

一年未満しか使ってないしキレイな上、庶民のタイ人が使うにはお買い得価格を
提示したのに、それはもうむちゃくちゃ値切られました。

ここに住んで、「あー日本人」と指を指されたり、
ちょっとデパートの買い物袋を下げて帰ってきたら「また買い物しちゃって」と
日本人はやっぱりお金を持っていると
コソコソ言われて腹の立つことも多かったから、
そんなに安くで手放してたまるかといろいろ手を尽くしたけど
限界はありました。。

「Pa●asonic」や「SH●RP」といった日本ブランドならわずかに高め、
それ以外は値が付かないくらいといった感じでしょうか。
タイ人は日本モノ大好きらしい。
日本のブランドでもMade in MalaysiaやMade in Thailandなのに。

Wordで写真つきのFor SALEリストを作り、唯一仲の良かったご近所さんである、
マンションのミニマートのお姉さんにこれを渡して
「欲しい人があったら○日までに教えて」と言い、
それに託しました。

ありがたいことにこれからタイで現地採用として働く友人に
家具や家電をまとめて買い取ってもらえたのもあって
ちゃんとした店で買ったちゃんとした家財道具は捨てずに帰国できたのでした。




2007/07/09 22:17 | Comments(0) | TrackBack() | 帰国前のこと
帰国前の買い物
先に帰国していった友達に「何買って帰ったらいいと思う??」いろいろ聞くと、
皆口を揃えて言うのは
タイで売っているものは日本でも買える。荷物は少なく、身軽で帰っておいで」と。

えー、そんなもん??
と思いながらもよく考えてみるとそうかもしれない。

2007/07/01 14:57 | Comments(0) | TrackBack() | 帰国前のこと
帰国前にしたいこと
結婚してタイに住むというテーマでブログを始めて日本で、タイでいろんな経験をしましたが、
とうとう本帰国することとなりました
しょうもない日記を読んで頂いて本当にありがとうございます

来た当初は一年間のビザだったというのもあり、一年で帰ると思っていたのですが、
状況がその時々に変化し、ひょっとしたらあと2,3年いるかもということもあったので
まだまだタイにいそうな感じでした。

長期で特に無期限で住むとなると「いつでも行けるわ」と
出不精になりがちですが、帰るとなると悔いのないようにしないと!ということで
帰国前にやっときたいことをリストアップ。

・フェイシャルエステに行く(紫外線で肌ボロボロ)

・美容院でカラーリングをする(紫外線で髪ボロボロで色ムラだらけ)

・ネイルサロンに行く

・チャイナタウンのゴマ団子を食べる。(ハマった)

・アロマグッズを買う。

・リバーサイドの高級ホテルのバーで飲む

他にもありそうですが、思い返してみるとバンコク中はほとんど行ったし、
豪遊できる身分でもないので、身の丈に合った最後の遊びといえばこんなものか・・・

意外にもタイ料理はもういらないのです。
「せっかくタイにいるから食べ納めに○○を」というのが特に無い。
一年間散々食べたから。


2007/04/12 16:26 | Comments(0) | TrackBack() | 帰国前のこと

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