プーケットの写真撮りですが、カメラマンとメールで連絡を取り続け、とてもよい人柄であるのと
タイにしては珍しい迅速で丁寧な対応、それと挙式を含まない撮影なので安くして頂けるとのことなので
予約をしましたメールでしかやり取りしていませんが、とてもやさしいドイツ人フォトグラファーです。
日時も決定したのであとはどこで撮るか、どんな写真を撮りたいか、
服装はどうするのか、など細かい点を決めないといけません。
タイのウェディングドレスってどんなんやろう、って気になったので
いつも利用するバス停の近くにウェディング屋さんがあるので勇気を出して覗いてみました。
(場所はペップリー通りとチットロム通りの角)
タイはドレスが安いから簡単なロングワンピースかシンプルで安いウェディングドレスを買おうかな、と思いましたがいくら安くても1万円くらいはするみたい。
しかもタイと日本人と感覚が違うのか、ドレスがどれも派手派手に見えるんです。
これではカジュアルな記念撮影が仰々しいものになってしまう・・・
私の接客をしたのはゴリエちゃんをタイ人にした感じのオカマちゃんでした。
厚塗りファンデにど派手ピンクチークに鼻ピアス、ピンクのロンTにミニスカート。えらいかわいかったー
彼女(?)が勧めるのはスパンコールキラキラのゴージャスドレスばっかり。いらんって言うてんのに。
どうやら縫製は縫製班がいて、ビーズやスパンコールの装飾はゴリエちゃんがやっているそう。
でも本職はメイクアップアーティスト。器用です。
ドレスはほとんどがタイシルクでできていて、イタリア製のシルクも中にはあり、いい素材を使っています。
何百点もあるもののほとんどがここの手作り。ドレスフロアの上にアトリエがありました。
もう一人の接客係の英語が堪能なお姉さんいわく、「タイシルクよりイタリアンシルクの方が手触りがよくて好き」だそう。
先ほどから「ドレスが派手だ」とばかり言っていますが、日本のドレスショップに並んでいそうな繊細なものもたくさんありました。
値段はだいたい6000バーツからだそうです。それにしても安い! 日本のレンタルドレスがあほらしい。
どれも化繊ではなく、シルクでできているので気に入ったのがあればいい買い物ではないでしょうか。
私があまりにも「派手すぎる」「もっと軽いものがいい」と言うもんやから、
「一からフルオーダーもできるよ」とのこと。素材、デザインを指定して後は出来上がってのお楽しみ。
たまたまこんな感じのロングワンピースがあればな、と思っていた切抜きを持っていたのでそれを見せると
「これも作れる。ただし一週間かかる」 値段は驚きの6500バーツ!
もし、結婚式前にここに来ていたら間違いなくフルオーダーをしていたでしょう。
やっぱり結婚式でもない一日の為にフルオーダーもちょっと大そうだな、と店を出ました
写真の話に戻ります。
ご存知のとおり、挙式は済んでいてただの記念撮影なので服は全て自前です。料金に含まれていません。
私は多分ウェディングドレスっぽくないただの白のワンピースを着て、旦那は白シャツに白っぽいズボン。
メイクは自分で。タイ人のオカマちゃんにやってもらうメイクは恐ろしすぎます。(派手すぎ)
髪型をどうセットするかが問題です。。。
ホテルの近所に気の利いた美容室があれば一番いいのですが、カタビーチは初めてなので
何があるか全くわかりません。
もしホテルの近くにいいお花屋さんがあれば前日にブーケを作ってもらおうかな。ついでに髪飾りも。
何かまた結婚式をするような気分で楽しくなってきた
Photoshopであらかじめデザインを作っておいて
ネットでアップロードして注文します。
写真屋さんで作る既成のデザインはいいのがないので
ならば自分達で作ってしまおうかと。
http://postcard.jp/mydesign/index.html
出発まで迫っているので納期5~6日というのは
危険でしたが、なんと注文からわずか4日後に到着しました。
写真屋さんやコンビニで受け取りもできますが、
早そうな宅急便で配達を選びました。(→正解!)
仕上がりは上質な紙質にきれいな画質で大満足。
アップロードする時にちょっとてこずりましたが
基本的に操作は簡単で自分で作ったデザインが
紙に印刷されて本格的な仕上がりで、プロっぽくなります。
式後最も楽しみにしていたもので、
「取りに来てください」コールをもらってから
うれしくてすぐ取りに行きました♪
帰宅途中にすぐに現像に出し、
(ネガ+CD-Rしか料金に含まれていない)
夕方に出来上がったのを見てみると、、、
うーん、ダンナが目をつぶっている写真が多い>o<
前半の着物の写真はあまりいいのが無い!
楽しみにしていたのにちょっとがっかりしたので
タイまで怒りの電話をかけてしまいました(すんません)
後半のドレスは、彼の緊張が解けてきたのか
まだ目をつぶっている写真が少なく、ホッとしました。
式後、疎水の横でこっぱずかしいプチロケをしたのですが、
その写真がとてもきれいに撮れていました。
やっぱり屋外はいいですね!
ガーデンウェディングではありませんでしたが、
外に出て写真が撮れて本当に良かったです。
最初は結婚式なんてしなくていい、と考えていた私でしたが
今では結婚式をして本当によかったと思います。
総準備期間6ヶ月。
総費用○○○万円。
人生でこんなに準備期間に労力を費やしたことがあったでしょうか。
大学受験でさえ、5ヶ月ほどだったのでは?(推薦で合格した為)
いろんな人の協力でいい式ができました。
式・披露宴は二人らしさを出して何か違ったことをしたいという
共通の思いが結集したものでした。
そして準備段階のいろいろな苦労や楽しみを共有したことによって
彼との絆が強まった気がします。
そして結婚式は最高の親孝行だと思います。
一緒に住んでいるのでなかなか感謝を表現する場は無いし、
家では自由奔放わがまま娘なので
普段とはまた違った一面を出せたのではないでしょうか。
「娘が立派に育ってよかった」と思ってもらえたら、
それは成功です。
当日は朝が早く寝不足のまま会場に到着し
ヘアメイクと着付けを済ませ、リハーサルをし、
カメラマンに追われながら目の前に与えられたプログラムをこなして、
流れるままに一日終わったような気がします。
その時々で感動やサプライズ、笑いがたくさんありましたが
思い出せば思い出すほど味が出てくるような結婚式だったなと思います。
(式のことはまた詳しくUPします)
結婚を決めてから約半年間、がんばって準備してきました。
最初は結婚式なんてやる気が無く、
「何でもいいや」という感じで始めましたが、
やり始めると止まらない性格で
どんどん盛りだくさんな式に成長しました。
出席したいという人や、楽しみにしてくれる人が
増えてきて、人数も当初のプラス15人になり
企画も増え、手作りも技術を増し、
当初からは想像できないほどの充実っぷりです。
本当はもっと友達を呼びたかったけれど、
会場のキャパが小さいのでそれは無理でした。
最初はこじんまり婚が良かったのでそこまで人数が増えることは
予測していませんでしたToT
一週間前はビューティー作戦に力を入れようと
いろいろエステにいってみようと思いましたが、
ゆっくりするのが一番リラックスできると思い、
結局行かないことにしました。
一時はジュリークのサロンを予約しましたが、
前々日に慌しく走り回ってると時間に追われて
余裕も無くなり、本末転倒。
キャンセルしました。
自己満足はこの際置いといて、独身最後の3日間は
家族と話したり彼と式の話をしたりしてゆっくり過ごします。