マッサージ学校に同じ日に入学した人でアメリカ大使館に勤め、
在タイ歴9年のおじさんがいました。
その人はグアム出身で最初4年の駐在の後、グアムに戻り、
あまりにもタイの生活が自分に合っていたのでまた戻ってきて
5年になるとのこと。
「何でそんなにタイが好きなの?」と聞いてみると
「少ないお金で贅沢ができて遊ぶところもいっぱいで楽しい。
私の家族もみんなタイが好きだ」
という返事が返ってきました。
「アメリカ大使館が家、車、運転手、メイドを与えてくれ、
何不自由ない生活が送れるんだ。グアムではそうはいかないでしょ。ハッハッハ」
そら、いい生活が保障されて仕事もあれば楽しいでしょうね。。。
でも一つ気になることがあるらしい。
「There are 2prices in Bangkok」つまり、
物価が二種類あるということ。
外国人からお金を取ってやろうという雰囲気が嫌だと言っていました。
(贅沢な暮らしをしているのに・・・)
これは私も来た当初から感じていました。
観光都市に住んでいる以上、仕方ないことでしょうが、
特にバンコク中心地、BTS沿線では如実に現れています。
外国人が食事に行くようなきれいなレストランは
現地の相場からしてありえないくらい高いし、
高級デパートに行くと日本と変わらない値札だらけです。
大卒の初任給の平均が会社にもよりますが、
2万バーツ(約6万円)くらいと聞いたことがあります。
コンビニのアルバイトの時給が20バーツから25バーツくらい。
そのお給料でも生活できる国なのです。
日本に比べて安い~、と浮かれる前に現地価格と比較して
ちゃんとした金銭感覚をもたないといけませんね。
写真はよくある大衆食堂。
タイラーメンなら25B(約75円)で食べられます。
PR
トラックバック
トラックバックURL: