タイで観光客相手の商売をしているところというのはボッタクリ価格を提示してくるので
値段交渉は必須です。そして値切ると多かれ少なかれ必ずそれに応じてくれます。
ウィークエンドマーケットでも、水上マーケットでも王宮周辺でもどこでも。
アユタヤも例外ではありません。
大量の排気ガスとホコリを吸いながら1時過ぎにようやくアユタヤに着き、
とりあえず腹ごしらえしてからトゥクトゥクをチャーターするか、と歩き出すと
呼び込みのお姉さんが声をかけてきました。
日本人女性2人組というのは格好の餌食なのでしょうか。ここでも信じられない値段をふっかけてきます。
「私はバンコクに住んでいるからタイの物価を知っている、その値段は高すぎる。それに今私達は昼ご飯を食べたいからトゥクトゥクは今すぐいらないの」と言うと
「ご飯も連れて行ってあげるから、もう少し安くするから」と言います。
タイで午後12時から3時くらいが一番気温が高く、2時間弱の電車の移動と暑さに疲れていたので
ここでこのお姉さん相手に値切ることを決意。
「4時半の電車でまたバンコクに帰るから3時間観光で300バーツはどう?」と聞くと
「ダメー!このトゥクトゥク値段表を見て。1時間200バーツって書いてあるでしょ」
確かにありました、アユタヤ観光局が作ったと思われる標準トゥクトゥク値段表が。
少しの交渉の末、2時間350バーツで決着。
困った時は下手くそタイ語で慣れている感を出すのがうまくいくコツ。
あぁ、疲れた。やっと本格的な観光の始まり。
その前にご飯。
連れて行ってもらったレストランは川に浮いて作られているレストランで観光客向けのもの。
値段が高いのは言うまでも無いが、驚いたのが接客態度
オーダーの為に呼んでも携帯で電話しているからなかなか来ない。
のんびりバンコクでもここまでひどいのは無かったなぁ