ここ数年、旅行をする時はインターネットで宿を予約するようにしています。
オーストラリアやバリのバックパッカー旅行の時は別。現地に行って探すのはそう難しいことではないです。
でも、有休を利用して限られた期間で初めての土地に行くとなると、
宿探しに時間を割き、体力を奪われている場合ではないのです。
パック旅行は久しく利用していないのでホテルは自分で安いところを見つけて手配するのは基本。
ホテル予約サイトはたーくさんあってどれにしようか困るのですが、私がよく利用していたのは
アップルワールド。会員登録していないと利用できないのですが、口コミ投稿数が多く、ホテルの詳細がきちんと記載されているのでホテル選びの参考になります。
アップルワールドから配信されるメルマガがまたおもしろいのです。
http://appleworld.com/mailnews/index.html
旅慣れたマダムが書くコラムは「そのとおり」とうなずけることがたくさん。
バンコクに来ている観光客の方々を見て感じていることをそっくりそのまま辛口に代弁してくれています。
例えば旅の服装とか。日本人の歩く姿勢とか。(猫背でペタペタ歩くらしい)
おばちゃん集団はなぜあんなに同じ格好をするのでしょう。ベージュ系の服装に帽子、斜めかけナイロンバックにコンフォートシューズ。団体旅行の集団を見るとドレスコードがあるのか、と疑問に思うくらい統一されているのです。
最近私がアップルワールドに代わってよく利用しているのがホテルトラベルドットコム。
日本の会社ではなさそうですが、日本語ページもあり、口コミも多くてアップルワールドより
安いクラスのホテルが充実しています。
特に外国人の辛口コメント&絶賛コメントは正直に書かれていておもしろいです
私の旅スタイルと言えばバックパッカーに毛が生えたようなもの。
決して贅沢はしないのですが、あまり汚くて危険な旅はもういいかな、と。
ドミトリー(二段ベッドの相部屋)に泊まるのは卒業して、寝るだけの清潔で安全な格安のホテルに泊まり、
昼間遊び倒した分、夜はきれいな布団でしっかり寝る。
来週行くプーケットの宿、飛行機などの手配も全部インターネットで済ませました。
宿はもちろんホテルトラベルドットコムで。
エカマイにある東バスターミナルからバスで3時間半とちょっとでバーンペーという船着場に着き、
そこからボートで30分くらい。そこにサメット島があります。
バス代は片道136バーツ、往復250バーツでした。(2006年11月現在)
朝8時頃家を出てタクシーでエカマイに向かい、タクシーから降りた瞬間、「こっちこっち!急いで!」
とバスターミナルの兄ちゃんに急かされ券売り場に連れていかれました。
何で私達がサメット島に行くのが分かったのか!?
アユタヤ行きのチケットのこともあったので、一瞬かなり疑いましたが、この券売り場でいいみたい。
ちょうど8時半発のバスに乗れました。
時刻表には毎時00分発と書いてあるけど、その辺は適当なのか!?
タイの長距離バスといえば「寒さ」で有名ですが、私の乗ったバスはちょっと古めでそこまでエアコンが効いておらず、寒くありませんでした。
バーンペーに着くと皆船乗り場に向かいます。12時過ぎに着きました。
とりあえず、分からないことだらけなので人の進む方に行ったという感じ。
次の定期船は13時だそうです。
ここでも毎時00分発と書いてありますが、ボートが出たのは13:30を過ぎていました。超いいかげん。
どうやら出発するには人が少ないみたい。操縦士らしき人が人がもっと来ないかウロウロ見に行っています。
のんびりの域を超え、バンコクで慣れているもののあまりのスローさ、いい加減さにちょっと呆れました
そんなこんなで、島に着いたのは14時を回っていました。
家を出で6時間が過ぎ、暑さと空腹で2人ともバテバテ。でも宿を探さないと・・・
プーケットの写真撮りですが、カメラマンとメールで連絡を取り続け、とてもよい人柄であるのと
タイにしては珍しい迅速で丁寧な対応、それと挙式を含まない撮影なので安くして頂けるとのことなので
予約をしましたメールでしかやり取りしていませんが、とてもやさしいドイツ人フォトグラファーです。
日時も決定したのであとはどこで撮るか、どんな写真を撮りたいか、
服装はどうするのか、など細かい点を決めないといけません。
タイのウェディングドレスってどんなんやろう、って気になったので
いつも利用するバス停の近くにウェディング屋さんがあるので勇気を出して覗いてみました。
(場所はペップリー通りとチットロム通りの角)
タイはドレスが安いから簡単なロングワンピースかシンプルで安いウェディングドレスを買おうかな、と思いましたがいくら安くても1万円くらいはするみたい。
しかもタイと日本人と感覚が違うのか、ドレスがどれも派手派手に見えるんです。
これではカジュアルな記念撮影が仰々しいものになってしまう・・・
私の接客をしたのはゴリエちゃんをタイ人にした感じのオカマちゃんでした。
厚塗りファンデにど派手ピンクチークに鼻ピアス、ピンクのロンTにミニスカート。えらいかわいかったー
彼女(?)が勧めるのはスパンコールキラキラのゴージャスドレスばっかり。いらんって言うてんのに。
どうやら縫製は縫製班がいて、ビーズやスパンコールの装飾はゴリエちゃんがやっているそう。
でも本職はメイクアップアーティスト。器用です。
ドレスはほとんどがタイシルクでできていて、イタリア製のシルクも中にはあり、いい素材を使っています。
何百点もあるもののほとんどがここの手作り。ドレスフロアの上にアトリエがありました。
もう一人の接客係の英語が堪能なお姉さんいわく、「タイシルクよりイタリアンシルクの方が手触りがよくて好き」だそう。
先ほどから「ドレスが派手だ」とばかり言っていますが、日本のドレスショップに並んでいそうな繊細なものもたくさんありました。
値段はだいたい6000バーツからだそうです。それにしても安い! 日本のレンタルドレスがあほらしい。
どれも化繊ではなく、シルクでできているので気に入ったのがあればいい買い物ではないでしょうか。
私があまりにも「派手すぎる」「もっと軽いものがいい」と言うもんやから、
「一からフルオーダーもできるよ」とのこと。素材、デザインを指定して後は出来上がってのお楽しみ。
たまたまこんな感じのロングワンピースがあればな、と思っていた切抜きを持っていたのでそれを見せると
「これも作れる。ただし一週間かかる」 値段は驚きの6500バーツ!
もし、結婚式前にここに来ていたら間違いなくフルオーダーをしていたでしょう。
やっぱり結婚式でもない一日の為にフルオーダーもちょっと大そうだな、と店を出ました
写真の話に戻ります。
ご存知のとおり、挙式は済んでいてただの記念撮影なので服は全て自前です。料金に含まれていません。
私は多分ウェディングドレスっぽくないただの白のワンピースを着て、旦那は白シャツに白っぽいズボン。
メイクは自分で。タイ人のオカマちゃんにやってもらうメイクは恐ろしすぎます。(派手すぎ)
髪型をどうセットするかが問題です。。。
ホテルの近所に気の利いた美容室があれば一番いいのですが、カタビーチは初めてなので
何があるか全くわかりません。
もしホテルの近くにいいお花屋さんがあれば前日にブーケを作ってもらおうかな。ついでに髪飾りも。
何かまた結婚式をするような気分で楽しくなってきた
最終地はエレファントキャンプ。
ここにも数年前に一度来ています。
象に乗り、ゆっくり散歩です。この揺れが眠気を誘います。
と思ったのもつかの間。私達の象使いがおしゃべりでかなりうるさい(ポジティブにとらえて)
ぞうさんの歌を熱唱しながら敷地内を出て道行く人に話しかけまくっていました。
日本人観光客を見つけては「かわいい~ね~、、、ぞうさんが」のギャグを毎回言って他の象使いは失笑。
30分間こんな感じで雑談をしながら彼の歌を聞いてぐるーっと回っておしまい。
気を取り直してアユタヤ観光開始。
2,3時間コースと言えば3箇所くらい回るのが基本なのでしょうか。
前回もそれくらいだったので同じ所に行ったと思います。
最初に行ったのはここ。 ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
二箇所目に行ったところ。 ワット・プラ・マハタート
ビルマ軍に破壊された仏像や仏塔が並ぶ。
破壊された仏頭が木の根に取り込まれてしまった。
ガイドブックなどに載っていて有名なショット。意外に仏頭が小さいのに驚く。
「写真を撮る時は仏頭より上に立ってはいけない」という注意書きがあった。
3箇所目は ワット・ロカヤスタ
大空の下で悠々と寝そべるブッダ。 相当気持ちいいのか顔の表情がなんともゆるく、
いい顔してます。日本の仏像が礼儀正しそうで繊細な顔をしているのに対しこの寝釈迦像は
「広い所で寝られて幸せ~」と言わんばかりの薄笑い。
しかし、大きい。ワットポーの寝釈迦像も大きいが、これも大きかった。
大きさを比べるために、前で寝てみた。