ここ二日間とてもいい天気でカラっとしています。
カラッと晴れた青空は初夏のパースのよう。
最近の休日の過ごし方は一日中家にいること家から一歩も出ないのです。
買い物にも行かない、暑いし散歩もしない。ずーっと家。
バンコクに来て間もない頃は街を見て回るのが新鮮で、
「どこにでも連れってってー」という感じでしたが、一通り見たら飽きてしまい、
買い物に行っても買うものも無く、家にいる方がいい。
来た当初は何も無かった部屋も、台所を設置し、お湯シャワーも付き、インターネット(遅い)もあるので
普通の生活には支障がない。
マンションのプールに気が向いたら泳ぎに行く。
日本にいる時と違い、時間の流れが異様で「今何時」という感覚が無くなり、
気づけば夕方。何もしていないのに。外は暑いからそれでいいのです。
私の周りは帰国ラッシュ。
どんどんお国へ帰っていきます。
見送る寂しさは長期滞在者の宿命ともいえるでしょう。オーストラリアにいた頃もそうでした。
オーストラリアでは私は点々としていたのでどちらかというと見送られる方だったのかも。
昨日見送ったのはワットポーのフットマッサージコースで一緒だった友達。
ワットポー付近でお昼ごはんを食べて、MBK(マーブンクロンセンター)お土産を買うのに付き合いました。
そして彼女は今日の飛行機でNYに帰っていきました。
その彼女の個性の強さはものすごかった・・・ その変わりっぷりはネタそのもの。
素であのおもしろさ、笑いが止まらない。
まず、曲がったことが大嫌い。知的で、分からないことはとことん聞く。よくしゃべる。すぐ怒る。
体に悪いものが大嫌い、無礼な人が大大大嫌い、HotなGuyは大好き
常にノーブラパジャマみたいなテロテロのアジア風ズボンにアジア系のトップス。
学校に紐みたいなタンクトップを着てきた日は先生に注意されてた
そんな彼女はNYで中国薬学を勉強し、来年に診療所をオープンするらしい。
中国薬学に続き、タイの東洋医学にも興味があって、今回ワットポーでマッサージを習ったのです。
彼女はフットコース終了後、チェンマイに行ってタイマッサージコースを受講し、その後サムイ島に行ってました。
バンコクでHot italian guyとOne night Love、
チェンマイではマッサージ学校にいたインテリジェントなベルギー人弁護士を好きになったが、
旅先での恋は自分が辛いだけと泣く泣く諦め、
サムイ島では「全ての恋よさようならー」ってリラックスして満喫したのだと
おもむろに歯医者に電話してアポの確認をしたはいいが、 相手が時間を間違えてて怒り、
MBKのブラックキャニオンコーヒーではコーヒーが苦すぎて苦情、そしてコーヒーについてたビスケットを見て「I didn't order it!」と叫んだ。
タイシルクのスカーフが欲しいと言い、店員を脅しながら値切る姿は圧巻。
結局1枚250Bのスカーフを二枚で300Bでお買い上げ。
タイポップのCDが欲しいと言ったのでCD屋を探すも、タイ人はでたらめばかり。
インフォメーションでまたひと怒り。
CD屋では探してるCDが無いから行く先々で怒る、怒る。
「Do you understand!?」と叫ぶ。
結局探してたのは無かったけど、タイポップスのCDをお買い上げ。
最後、DVDを買うと言って電化製品フロアで「このDVDはちゃんと動作するのかここで再生して確かめろ」と店員を脅迫し、何とかお買い上げ。
すぐに怒り、開き直り、ハッピーになる彼女は見ててすごくおもしろい。
NYのいろんな話や旅先での出来事は彼女ならではのエピソードばかりでおもしろかった
こんな人物、京都にいても出会えないだろう。
またいつかどこかで会おう
台所を設置して間もない頃、めんどくさがりの私は皮むき器を買ったのです。が、、、
使いにくい!切れない!皮が厚い!の三重苦に、日本が懐かしくなりました。
日本の100均で売っている商品のほとんどは中国製であるのにも関わらず
素晴らしい使い勝手とコストパフォーマンスで台所ライフを快適にしてくれます。
こんなに立派なのに100円でいいんですか?って。
タイにも日本から輸入されたキッチンツールはたくさんあります。
しかしびっくりするほど高い。
こんなに皮むき器が欲しくなることはないだろうと思うくらい、皮むき器に対する思いが強くなり、
ついにダイソーに行きました
バンコクのダイソーは100円でなく、60バーツ均一。
だいたい185円くらい。
倍近くするのだーーー!
これが買ったもの。
皮むき器の持ち手は魚型でおろし金風になっていて、すりおろし生姜ができる!
使い勝手OK!デザインOK!
安定した刃さばきに大満足
タイに来て昨日で三ヶ月が経ちました。
「早かったー」という感想よりも「まだ3ヶ月かいな」といったところです。
楽しいこともあり、がまんすることもあり、タイ生活は便利そうで不便だったり
また日本やオーストラリアとは違った感じです。
我慢していたことの一つが、シャワー。
うちのマンションには温水シャワーが標準設備でなく、(付いている部屋もあるけど)もし欲しいなら
自分で付けるという感じ。
台所もありませんでした。
台所は生きていくのに必須なので結構初期の頃に流し台と電磁調理器と炊飯器を買いました。
http://yucali.blog.shinobi.jp/Entry/66/
ふつうのタイ人は水シャワーがほとんどらしいです。
来た当初は本当に毎日暑くて水シャワーでもええわ、と思っていましたが、
雨季に入り夜は涼しかったり、体調不良でお腹痛い時でも水シャワーはやっぱり辛かったのです。
あと少なくとも10ヶ月はいるのだからと、とうとう温水器を買ってもらいました
↓
取り付け工事中
↓
完成
温水シャワーの気持ちいいこと
あぁ、文明の力、お金の力を感じました。
お金で幸せが買えることもあるのですよ。ホーホッホッホ
渋滞がなければ1時間弱で着きます。
夕方のラッシュ時は1時間半くらい。
私の利用する路線のバスは三種類あり、
エアコン付き:エアコン無大:エアコン無小
で割合は1:5:4といったところか。
一時間ほど幹線道路をバスで揺られるにはエアコン無しはきつい。
暑さより、排気ガスがしんどい。
エアコンバスに乗りたくても来なければ乗れないし、来たらラッキーといったところ。
それが今朝、バス停に着くや否や希少なエアコンバスが来たのである!

しかも、最後の一席が空いていたので座れました!!
希少なエアコンバスに乗れた上に座れるとは今日は何かいいことが起こるかとさえ感じました。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、信じられない量の排気ガスが漂う
渋滞だらけの幹線道路を走るエアコン無しバスに乗るほど
疲れることはないのです。
乱暴運転なので両足で踏ん張っていないとひっくり返るし・・・
今日は体力勝負の通学とは無縁だと安心しました。
しかーし!喜ぶには早すぎた!
隣に座っていたお姉さんが席を立ちバスを降りると
大荷物の小汚いおっさんが座ってきた。
その大荷物が厄介であった。
パンパンの風呂敷に包まれた中味は加工前のヘビ革!!!
ヘビを切り裂き、乾燥させ、それを適当に風呂敷に包んだもの。
まだ加工されたものならいいけれど、まだ湿り気がありそうにさえ見える
かなりフレッシュな状態。
あまりにも気持ち悪いからありったけのタイ語で
「気持ち悪いから見えないようにしまってくれ」と言ったが
本気にせず、よくわからんタイ語でケラケラ笑っている。
「死んでるから大丈夫だ」と言った!
今度は周りの人にも聞こえるようにちょっと大きな声で
英語で文句を言ってみた。
それでも直すつもりはなさそう。
そして持参のラジオでダサいタイ民謡みたいなのを流し始めた。
うっとうしさ、不快指数100である。
そのいい加減そうな口調とこっちが嫌だと言っているのに
相手にしないマイペースさに腹が立った。
パブリックスペースでむき出しのヘビ革を持っているだけでも
気持ち悪いのに朝からダサい民謡を大音量で流す無神経さに
本当に殴ってやりたくなった!
しかし、こんな人相手に怒っている方がアホらしいので、
カーテンに包まり、できるだけ視界に入らないようにするしかなかった・・・
